上達の奥義

プロローグ

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自分がエレキギターを始めた頃は、
特に目立たない存在、
いわゆる空気のようなやつだった。

特に異性にもモテない、
大きな目標や目的も無く
日々を何となく過ごして
いるような人生。


だから、
エレキを弾ければ何か変われるんじゃ
ないかって、
単純な考えてエレキを手にした。

しかし、
実際に弾いてみてとても
じゃないが弾けない自分!
自分は夢と
現実のギャップに呆然。

しかし冷静に考えると、
手探り状態の低レベルで
最初から弾けないことは理解した。

もがいた結果、
教則本なるものの
教えで基礎練習に励んだ。

何年ぶりだろう、
一つの事にここまで
のめりこんだのは。

しかし当たり前に、
とても人に聞かせられる
レベルにはなかなか上達しない。

ほんと、
全てが未知のスタートだった。

チューニングすら
満足にできない、
弦交換すら満足にできず、
何度新品の弦を
切ってしまった事か。

しかし、
基礎練習のおかげで、
少しは弾けるように
なってきた。


そんなもやもやしていた
自分に大きな出来事発生!

自分よりはるかに
弾ける先輩との出会いがあり。

ほんと神のように見えた自分だった。

助言や演奏法を見よう見まねで
勉強させてもらえた事も
大きな進歩の材料となった。

今考えるとその出会いが無ければ、
きっと挫折、
という道をまっしぐらだった気がする。

しかし、
自信など全く持てる
レベルにはまだまだ、
とても音楽を楽しむ余裕などない。

それだけは鮮明に覚えている。
その後、その憧れ先輩の演奏を
バンドとして観る機会に遭遇。

まさに衝撃だった、
上手なのは言うまでも無いけど、
少ない音数で、
まさに心を貫くような
感動ものの音!

まさに自分が目指す演奏者、
そして音楽の究極を感じさせられた
記憶が今でも蘇る。

まさに魂の
チョーキングとビブラート、
最強!

そうだ、
これこそが自分が
目指すエレキの音、
そして、
人も自分も感動の世界へ
導けるものと教えて
もらった気がした。

まさに大きな変化点。

これもあの憧れの
先輩ギタリストとの
出会いの影響が
大きいのは言うまでも無い。

加えて、
それを裏付けるかのような
エピソードを一つ。

その後、
複数のバンドを掛け持ちし
活動できるようになっていた。

あるコンサートで、
演奏後に他のバンドギタリストから、
『君のギターは歌ってる、いいね!』
と声をかけられた。

自分としては最高の褒め言葉、
なにせ、自分が目指す、
道は間違っていなかったと感じ、
思わす嬉しさが込み上げた。

そんな経験を積み重ね、
早40年が経つ。

よくもまあ、
長い事やってきたな、
と感じる一方で、
挫折者を多く見てきたのも
事実。

自分は、
そんな音楽の究極の楽しみを、
演奏者全てに
知ってもらい、
この最高の趣味を
長く続けてもらいたいと
考えるようになっていた。

それは自分が
崖っぷちから
這い上がったように、
なんとか
立ち直った経験。

自分の音で人に
喜びと感動を味わってほしい。

まさに自分の経験が、
エレキ奏者を
少しでも楽しむように
導く。

この自分の経験値を、
皆さんの背中を押せる
力となれることを目的とし、
立ち上げました。

極論はシンプルに
音楽を楽しむための手法を
自己満足ももちろんあり、
そして、その自分の
納得する手法で
楽しみましょう!

『Enjoy music』