自分は、長年の演奏歴から様々な苦難、
そして喜びと感動を経験。
その歴史からの教訓。
自分もあらためて考えた。
特にエレキギターは、演奏者の楽器へのタッチ、
リズムのタメとノリ、ピッキングニュアンス。

そしてチョーキング、ビブラートなど、
様々な要素が絡み合い、
ほんと出音が演奏者によって異なる。
しかし、そこが私を含め、
エレキギター演奏者の
心を虜にしている要因と感じる。
でも、ほんとテクニックだなんだって、
そりゃ人それぞれ目指すところは
違うかもしれない。
自分は、少ない音数でも聞く人を
十分引き付けられる魅力があるものと
40年の演奏歴を得た今でも感じる。
それが、エレキの楽しみでもあり、
ある意味奥の深さであり難しさと思う。
しかし自己ポリシーであるその考えは曲げず、
人の心に訴える音を届ける、それが自分。

付け加えると、
少しでもその感覚が自分でわかり始め、
挫折しそうな演奏者を、
極上の感激の世界へ導きたいと思う。
ポイントはこんな感じ。
- ギター音は、人の感性がもろに出る。
- しかし最初からそんな表現力、演奏力、
あったら拝みたいぐらい。
というか、自分はそんな天才には
出会ったことが無い事実。 - また、その演奏力や表現力の基本は、
かなりの古い歴史があり、
そのは今でも十分通用するし、
逆に、いいお手本になる演奏者も多数。 - でも、リズム感への意識は常に
忘れない事が自分の教訓。
なぜなら、音楽はリズム隊の出来栄えで、
90%は決まっちゃう。 - エレキギターだって、自分も最初は
ソロのかっこよさに魅了され始めたが、
よく考えてみな、
楽曲のほとんどはリズムギターが主なんだ。
これらの自分の様々な演奏歴から得た教訓から、
みんなに伝えたいこと、そして楽しみ方の極意を伝える。

『Enjoy music』